札幌の繁華街に建つホテルの計画。
宿泊機能を機能的、効率的に積層させ全体のヴォリュームを決定した。
そこに法規制から求められる開口部を最適に配置することで、建物というよりは機能的な「機械」を想起させる無機質なファサードが立ち上がった。
そのボリュームを背景に一層目には札幌の歴史的な建物に見られるレンガを基調とした空間を計画し、
宿泊施設に欠かせないキャラクターと賑わいを創出した。
法規制により求められる駐車スペースも利用頻度が少ないため、ロビーと一体感のある意匠とし運用上活用の幅が広がる半屋外空間として計画した。